スキンケアは日によって変えるべき？真相やコツを解説

結論、スキンケアは日によってではなく、肌の状態に合わせて変えるのが美肌への近道です。

スキンケアの変え方を知り美肌に近づきたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

【結論】スキンケアは日によって変えるべきか

結論、スキンケアは日によってではなく、肌の状態にあわせて変えるのがおすすめです。

肌の変化や悩みにあったスキンケアを取り入れることは、肌トラブルの予防につながります。

ターンオーバーは約28日周期で、新しい肌になるまでに時間がかかるためです。

しかも1回のターンオーバーでは、肌の変化はわかりづらいです。

特にシミやシワが気になる場合は、少なくとも3ヶ月ほど同じスキンケアを続ける必要があります。

スキンケアを変えるおすすめタイミング

スキンケアは肌の変化にあわせて切り替えるのがおすすめです。

タイミング①季節が変わったとき

季節ごとにスキンケアを変えるのは、健やかな肌を保つことにつながります。

 季節ごとのおすすめスキンケア

季節	おすすめスキンケア
夏	・さらっとしたアイテムを使う ・紫外線対策をしっかりする ・肌に水分を与える
冬	・しっとり系アイテムを使う ・低刺激なアイテムを使う
春や秋 （季節の変わり目）	・低刺激なアイテムを使う ・保湿をしっかりする

夏はさっぱり感が欲しくなりますが、冷房の効いた部屋で長く過ごす人は、保湿ケアを忘れないようにしましょう。

冬は肌をしっかり潤わせるために、セラミドなどの保湿成分が入ったアイテムが適しています。

季節の変わり目は、バリア機能が下がり肌がゆらぎやすいので、低刺激＋高保湿を心がけましょう。

タイミング②年代が変わったとき

年代によって肌の状態は大きく変わるため、悩みにあわせたスキンケアを取り入れることが重要です。

20代におすすめのスキンケア

20代は自分の肌質を知り、正しいスキンケアを身につけることが大切。

紫外線は肌の大敵なので、20代のうちから日焼け止めを毎日塗る習慣をつくりましょう。

正しい洗顔を身につけ、肌の潤いを保ちながらも皮脂汚れをすっきり落とすことが大切です。

ニキビや毛穴の黒ずみには、グリチルリチン酸ジカリウムやリン酸アスコルビルMgといった有効成分も適しています。

30代におすすめのスキンケア

30代になると肌の水分が減り乾燥しやすくなるので、保湿ケアに力を入れていきましょう。

20代で身につけた紫外線対策やスキンケア方法は続けて、以下のステップを増やします。

*日やけによるシミやそばかすを防ぐ

乾燥はバリア機能を下げ、あらゆる肌トラブルを引き起こしやすくします。

保湿力の高いアイテムで肌に水分を補い、バリア機能を守ることが大切です。

「ツヤやハリ感がなくなってきた」という人は、ビタミンC誘導体やナイアシンアミド、パルミチン酸レチノールを取り入れてみましょう。

40代以降におすすめのスキンケア

40代になると皮脂の量がガクッと下がるので、肌に油分を取り入れることが大事です。

20～30代の基礎的なスキンケアを続けつつ、以下のポイントも押さえていきましょう。

40代以降の肌は、油分だけでなく水分も少ない状態です。

シワが気になり始めたら、レチノールやペプチド、アスタキサンチンなどの成分を取り入れるのもおすすめです。

タイミング③ライフスタイルが変わったとき

転職や引っ越しでライフスタイルが変わったときも、スキンケアを見直すタイミングの一つ。

睡眠の質が下がると肌の回復力も落ちるため、ターンオーバーを助ける成分や抗酸化作用が期待できる成分を取り入れるのがおすすめ。

• ターンオーバーを助ける成分例
  ビタミンC誘導体、ナイアシンアミド
• 抗酸化作用が期待できる成分例
  トコフェリルリン酸Na、フラーレン

ストレスは肌のゆらぎにもつながるため、刺激をおさえ保湿をしっかりすることが大切です。

タイミング④スキンケアが肌に合わないとき

スキンケアアイテムが肌に合わないと感じたら、すぐに使うのをやめましょう。

合わないスキンケアを続けると、肌トラブルが悪化する可能性があります。

バリア機能が下がり、乾燥やシミ・ニキビなどの原因にも。

｢買ったばかりでもったいない｣と思っても、美肌のために別のアイテムに切り替えましょう。

スキンケアを変えるときのポイント

スキンケアの変え方を間違えると、肌に負担がかかる可能性があります。

以下のポイントを押さえて、スキンケアを切り替えましょう。

ポイント①スキンケアアイテムは1つずつ変える

「化粧水だけ」「乳液だけ」というように、1つずつ新しいアイテムを取り入れましょう。

一度に変えると、肌トラブルが起きてもどのアイテムが合わないのか分からないためです。

特に敏感肌の人は、急な変化で肌に負担がかかる恐れもあります。

ポイント②最低1ヶ月は同じスキンケアを続けてみる

肌のターンオーバーは約28日なので、最低でも1ヶ月は同じスキンケアを続けるのがおすすめです。

1ヶ月経って乾燥や肌のゆらぎが落ち着いていれば、スキンケアが合っている可能性が高いと判断できます。

しかしシミやシワ、くすみは1回のターンオーバーでは足らないことが多いです。

基本は2～3ヶ月、ターンオーバーが遅い人はもっと時間が必要といわれています。

ポイント③新しいスキンケアは肌が安定しているときに

新しいスキンケアアイテムは、肌の調子がいいときに試すのがおすすめ。

生理後～排卵日まではエストロゲンの分泌が多く、肌の調子が安定しやすいです。

【体験談】私が実践した1年間のスキンケア

「肌の調子が安定しているかも」と感じた、私の1年間のスキンケアを紹介します。

 もちろん全ての人の肌に合うとは限りません。

春のスキンケア

私はゆらぎやすい肌なので、春はかゆみや赤みに悩まされることが多いです。

無添加処方や安全性テスト済みのアイテムなど、敏感肌用と書かれたものを中心に使います。

またクレンジングの摩擦が気になるので、洗顔のみで落とせるコスメをチョイス。

肌荒れしているときは肌に何も塗りたくない気分ですが、紫外線は防ぎたいので日焼け止めは怠らないようにしています。

夏のスキンケア

私は乾燥肌なので、夏でもカサつきが気になりやすいです

同時にベタつきも起こるため、うるおいを残しながら皮脂を落とすケアを意識しています。

*日やけによるシミやそばかすを防ぐ

夏は、油分は控えめで水分の多いアイテムを使うことが多いです。

洗顔は乾燥するから苦手ですが、朝と夜に泡でやさしく行うようにしています。

秋のスキンケア

秋は夏に受けたダメージが出てきやすいため、シミや乾燥の対策を心がけています。

肌のベタつきが減って乾燥が増すので、とろっとしたテクスチャーのアイテムを取り入れています。

対策をしても紫外線の影響は受けていると思うため、美白*系アイテムは続けて使っています。

*日やけによるシミやそばかすを防ぐ

冬のスキンケア

冬はとにかく乾燥が気になるので、保湿を重視しています。

「乳液だともの足りないな」と感じるため、冬はしっとりしたクリームを使用。

乾燥でバリア機能が下がりやすくなる時期でもあるので、刺激にも注意しています。

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20代後半で肌悩みが多くないため「基本的なケアをがんばって、将来の肌トラブルを少しでも減らそう」というモチベーションでやっています。

【Q&A】スキンケアを日によって変えるべきかに関するよくある質問

【まとめ】スキンケアは日によってではなく肌の状態に合わせて変えよう

スキンケアは、肌の状態にあわせて変えるのがおすすめです。

頻繁に変えると、ターンオーバーの関係で効果が出にくいですし、肌への負担も増えてしまいます。

上記のタイミングの中でも、肌が安定している時期に変えるのが良いです。