
敏感肌はクレンジングオイルを使わない方が良い?



肌にやさしいクレンジングオイルが知りたい
洗浄力が高く、濃いメイクもすっきり落とせるオイルタイプのクレンジングですが、敏感肌には負担がかかることもあります。
敏感肌の人は、低刺激で洗浄力が高すぎず、保湿力のあるアイテムがぴったりです。
クレンジングオイルを使いたい敏感肌の人は、ぜひ参考にしてみてください。


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※保有資格:コスメコンシェルジュ/日本化粧品検定1級/コーヒーソムリエ
敏感肌にクレンジングオイルが合わない理由


敏感肌はバリア機能が低下しているので、クレンジングオイルの刺激を受けやすいです。
洗浄力が強い
クレンジングオイルは洗浄力が強いので、メイクを落とすのと同時に肌のうるおいが奪われやすいです。
乾燥すると敏感肌のバリア機能はさらに弱まり、肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
クレンジングオイルの中でも、炭化水素油系オイルとエステル油系オイルは特に洗浄力が強いので、敏感肌の人は注意しましょう。
- 炭化水素油系オイル
- ミネラルオイル・スクワランなど
- エステル油系オイル
- パルミチン酸エチルヘキシル・トリエチルヘキサノインなど
添加物が刺激になりやすい
外部刺激を受けやすい敏感肌は、オイルに含まれる添加物が肌の負担になる可能性があります。
- 石油系界面活性剤
- パラベン
- シリコン
- アルコール
- 香料
- 着色料
- 鉱物油
なるべくシンプルな成分設計のものを選ぶのがおすすめです。
肌に残りやすい
乳化が足りないと、クレンジングオイルが肌に残ってトラブルを引き起こしやすくなります。
- 毛穴詰まり
- ニキビ
- 肌荒れ



乳化とは、少量の水をオイルに混ぜて、油分と水分を融合させること。
メイクや皮脂汚れが浮き上がり、落としやすくなります。
しかし、乳化してもすすぎが足りないと結局肌に残ってしまうので、30回を目安に洗い流しましょう。
摩擦が起きやすい
クレンジングオイルはサラッとしていて厚みが少ないので、摩擦が起こりやすいです。
- シミ
- シワ
- たるみ など
特に敏感肌の人は摩擦の影響を受けやすいため、上記のような肌トラブルを起こす可能性があります。
摩擦を減らすためには、W洗顔不要のアイテムを使ったり、優しい力でクレンジングしたりすることが大切です。
クレンジングオイルが肌に合わないときのサイン


クレンジングオイルを使い始めて以下のような症状が出たら、アイテムが肌に合っていないかもしれません。
- 肌の赤み
- かゆみ
- 乾燥
- ヒリヒリ感
- ニキビ
合わない成分が入っていると、かゆみやヒリヒリ感が出たりします。
また、ナチュラルメイクなのに洗浄力の高いクレンジングオイルを使うと、乾燥しやすいです。



肌トラブルが起きたら、すぐに使用をやめましょう。
敏感肌に合うクレンジングオイルの選び方


敏感肌の人は、刺激が少なく肌のうるおいを守って洗えるクレンジングオイルがおすすめです。
低刺激
敏感肌には、肌への負担が少ない低刺激設計のアイテムがおすすめです。
- 無添加処方
- 無香料・鉱物油フリーなど
- 安全性テスト済み
- パッチテスト
- アレルギーテスト
- スティンギングテスト
- 植物由来成分がメイン
- 成分設計がシンプル
添加物が少なく成分がシンプルなものや、刺激のテストを実施したアイテムを優先して選びましょう。
もちろん絶対に肌トラブルが起きないというわけではないですが、比較的安心できます。
洗浄力が高すぎない
洗浄力が優しいと、肌に必要な皮脂を残して洗えるので、乾燥しにくいです。



油脂系のクレンジングオイルがおすすめ。
- 肌負担が少ない
- メイク落ちが良い
- 肌のうるおいを保てる
植物由来で皮脂に似た構造をしているため、肌なじみが良いです。
オリーブオイルやシア脂、ホホバオイルなどが油脂系クレンジングオイルに当たります。
酸化しにくい
酸化しにくいクレンジングオイルなら、肌トラブルを減らせます。
オイルは酸化すると過酸化脂質になり、シミやニキビなどの原因になってしまうのです。
- ツバキオイル
- ホホバオイル
- オリーブオイル
上記のオイルはオレイン酸などの抗酸化成分を含んでおり、酸化を抑えてくれます。
保湿力が高い
保湿力の高いクレンジングオイルを使うことで、乾燥を和らげ肌のうるおいを保てます。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- 植物オイル
オイルは脱脂力が高く乾燥しやすいので、敏感肌の人は買う前に、保湿成分が入っているかどうかをチェックしてみましょう。
敏感肌向けのクレンジングオイル


敏感肌の人からも選ばれているクレンジングオイルを紹介します。
- 特に乾燥が気になる人向け
- 自然由来93% 精油の香りに癒やされる
- ニキビも気になる敏感肌におすすめ
- コスパ抜群で続けやすい
ファンケル マイルドクレンジングオイル


商品名 | ファンケル マイルドクレンジングオイル |
価格 | 1,870円 |
容量 | 120ml |
フリー処方 | ・防腐剤フリー ・合成香料フリー ・合成色素フリー ・石油系界面活性剤フリー ・紫外線吸収剤フリー |
全成分
エチルヘキサン酸セチル、ジイソノナン酸BG、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10、ヘキサカプリル酸ポリグリセリル-20、オクタイソノナン酸ポリグリセリル-20、グリセリン、トリデカン、ジカプリリルエーテル、メドウフォーム油、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ジグリセリン、ホップエキス、チャ葉エキス、オニイチゴ根エキス、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ヒマワリ種子油、BG、ペンチレングリコール、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、PPG-2アルギニン、ステアリン酸イヌリン、水、トコフェロール、乳酸
独自成分により肌のバリア機能を守って洗える、ファンケル マイルドクレンジングオイル。
優しく洗えるのに、ウォータープルーフマスカラなどのしっかりメイクも落とせます。
ファンケルの実験では、マイルドクレンジングオイルを使って4週間後に角質の水分量がアップしたというデータも出ました。*
*参考元:FANCL
肌のうるおいをキープしながらも、メイク汚れはしっかり落としたい人にぴったりのクレンジングオイルです。
- 良い口コミ
- メイク落ちが良いのに乾燥しない
- コスパが良い
- 毛穴汚れがすっきりした
- 悪い口コミ
- 吹き出物ができた
THREE バランシングクレンジングオイルN


商品名 | THREE バランシングクレンジングオイルN |
価格 | 4,840円 |
容量 | 185ml |
フリー処方 | ・鉱物油フリー ・シリコンフリー ・パラベンフリー ・合成香料フリー ・合成着色料フリー ・紫外線吸収剤フリー ・動物由来原料不使用 ・マイクロプラスチック不使用 |
全成分
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、オリーブ果実油、パルミチン酸エチルヘキシル、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、イソステアリン酸PEG-12、ベルガモット果実油、マヨラナ葉油、ニュウコウジュ油、ローズマリー葉油、ビターオレンジ葉/枝油、オレンジ果皮油、サフラン花エキス、ゴボウ根エキス、チャ種子油、ルリジサ種子油、ワサビノキ種子油、ダイズ油、オタネニンジン根エキス、ジオウ根エキス、ブクリョウタケエキス、ニンジン根エキス、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ペンチレングリコール、水、イソステアリン酸、トコフェロール、エタノール、BG
自然由来指数93%のTHREE バランシングクレンジングオイルN。
植物オイルがベースで、メイクをしっかりオフしながらも肌のうるおいをキープできます。
精油の香りがふわっと漂い、リラックス感を味わえるところも人気。
W洗顔不要なので、摩擦を抑えて肌をいたわりたい人にもおすすめです。
- 良い口コミ
- しっとりすべすべの仕上がり
- 自然の香りに癒やされる
- 乾燥も刺激も感じなかった
- 悪い口コミ
- 価格が少し高い
dプログラム エッセンスイン クレンジングオイル


商品名 | dプログラム エッセンスイン クレンジングオイル |
価格 | 2,750円 |
容量 | 120ml |
フリー処方 | ・無香料 ・パラベンフリー ・アルコールフリー ・鉱物油フリー ・無着色 |
全成分
グリチルレチン酸ステアリル*,ホホバ油,テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット,α-オレフィンオリゴマー,トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル,トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル,メチルフェニルポリシロキサン,精製水,ジプロピレングリコール,ラベンダー油
美肌菌を守りながら汚れをしっかり落とせる、dプログラム エッセンスイン クレンジングオイル。
敏感肌の人によるパッチテストやスティンギングテスト済みで、肌への優しさを追求してつくられています。
ニキビのもとになりにくい処方でもあるので、敏感肌×オイリー肌のニーズに合致したアイテムです。
- 良い口コミ
- しっかりメイクが落ちて肌もつるんとする
- 肌が不安定なときも使いやすい
- 乾燥やつっぱりがなくて良い
- 悪い口コミ
- うるおいが物足りない
無印良品 オイルクレンジング敏感肌用


商品名 | 無印良品 オイルクレンジング敏感肌用 |
価格 | 950円 |
容量 | 200ml |
フリー処方 | ・無香料 ・無着色 ・鉱物油フリー ・パラベンフリー ・アルコールフリー |
全成分
オリーブ果実油、パルミチン酸エチルヘキシル、テトラオレイン酸ソルベス-30、ポリソルベート80、オレイン酸ソルビタン、水、ペンチレングリコール、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、グリセリン、スベリヒユエキス、ポリクオタニウム-51、グレープフルーツ種子エキス、トコフェロール、BG
無印良品 オイルクレンジング敏感肌用は、コスパ重視派におすすめです。
オイル成分の100%が植物性で作られており、肌をいたわりながらクレンジングできます。
酸化しにくいオリーブオイルがメインなので、肌トラブルの原因を少しでも取り除きたい人に人気。
アレルギーテスト済みで成分がシンプルな点も、敏感肌に寄り添った設計です。
- 良い口コミ
- メイク落ちが良くて乾燥しない
- コスパが良い
- 敏感肌でも使いやすかった
- 悪い口コミ
- 肌に合わなかった
敏感肌をいたわるクレンジングオイルの使い方


- 乾いた手にオイルを出す
- 適量を使う
- Tゾーンから頬へオイルを広げる
- 皮脂が気になる箇所から順に
- 指の腹でくるくると馴染ませる
- 乳化させる
- メイクや汚れが浮き、落ちやすくなる
- ぬるま湯でしっかりすすぐ
- 30℃前後
濡れた手だと、オイルを馴染ませるのに時間がかかり摩擦が増えてしまうので、乾いた手で行うのがおすすめです。
刺激を減らすためには素早く落とした方が良いですが、オイルやメイクが肌に残らないよう乳化とすすぎは丁寧にしましょう。
また摩擦を抑えるため、力を入れすぎないのもポイントです。
クレンジングオイルが合わないときの代替アイテム


クレンジングオイルが肌に合わないときは、肌負担の少ないアイテムに切り替えてみましょう。
- クレンジングクリーム
- クレンジングミルク
- 水系ジェル
上記のクレンジング料は洗浄力がマイルドなので、刺激を抑えながらメイクを落とせます。
ただ落とす力が優しい分、濃いメイクには向かないので注意しましょう。


【Q&A】敏感肌とクレンジングオイルに関するよくある質問


敏感肌とクレンジングオイルに関する質問に回答します。
- W洗顔不要のクレンジングオイルはおすすめ?
- クレンジングオイルを使うメリットは?
Q:敏感肌にW洗顔不要のクレンジングオイルはおすすめ?
W洗顔不要のクレンジングオイルなら、摩擦が減らせて肌負担を抑えられるので、敏感肌におすすめです。
Q:敏感肌がクレンジングオイルを使うメリットは?
敏感肌がクレンジングオイルを使うメリット
- 濃いメイクにも対応できる
- 毛穴汚れを落としやすい
洗浄力が高く、汚れが落ちやすい点がメリットです。
【まとめ】敏感肌のクレンジングオイルは低刺激&高保湿がベスト


敏感肌の人は、低刺激で高保湿なクレンジングオイルを使うことで、肌のうるおいを保ちながらメイクを落とせます。
- 低刺激
- 無添加・安全性テスト済みなど
- 洗浄力が高すぎない
- 油脂系クレンジングオイル
- 酸化しにくい
- オリーブオイル・ツバキオイルなど
- 保湿力が高い
- セラミド・植物オイルなど
逆に洗浄力の高いオイルクレンジングを使うと、バリア機能が低い敏感肌の人は、肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
肌へのやさしさを意識しながら、自分に合うクレンジングを見つけていきましょう。
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