化粧水の塗りすぎは肌によくない！適量や正しい塗り方を解説

化粧水をたくさん塗ったほうが、肌のうるおいが増すと考えている人も多いかもしれません。

しかし実は、塗りすぎはむしろ肌の乾燥やさまざまな肌トラブルの原因になるのです。

化粧水の塗りすぎがよくない理由や美肌を保てる適量をくわしく解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

【理由】なぜ化粧水の塗りすぎは肌によくないのか

化粧水で過剰に保湿すると、肌は「バリア機能を働かせなくても平気」と判断してしまいます。

結果バリア機能の働きが弱まり、肌トラブルを引き起こしやすくなってしまうのです。

また化粧水を塗り重ねる場合、何度も手やコットンが肌に触れることで摩擦ダメージが加わります。

摩擦ダメージも肌のバリア機能の低下につながり、肌荒れの原因になるので注意が必要です。

化粧水を塗りすぎると起こる肌トラブル5つ

化粧水の塗りすぎで肌がダメージを受けると、以下のような肌トラブルを起こしやすくなります。

乾燥

たっぷり化粧水を塗っても、全部が肌に吸収されるわけではありません。

吸収されなかった化粧水が蒸発するときに肌の水分が一緒に奪われ、乾燥を引き起こしてしまうのです。

乾燥肌になるとバリア機能が低下し、肌荒れが起こりやすくなってしまいます。

ニキビ

化粧水を塗りすぎると肌の油分バランスが崩れ、ニキビができやすくなります。

前述のとおり化粧水を塗りすぎると乾燥するので、皮脂分泌が過剰に。

蓄積した皮脂が毛穴に詰まり、アクネ菌が増えてニキビになってしまうのです。

毛穴の開き

化粧水をたくさん塗って乾燥し皮脂分泌が増えると、毛穴の開きが目立ちやすくなります。

皮脂の蓄積により毛穴が閉じにくくなってしまうためです。

そのまま開き毛穴を放置すると、黒ずんだり炎症を起こしてニキビができたりする恐れもあります。

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かゆみ

化粧水の塗りすぎでバリア機能が低下すると、乾燥してかゆみを引き起こす可能性があります。

乾燥すると、肌が外部の刺激に弱くなるためです。

掻くとさらにバリア機能が低下してかゆみが増すという、悪循環に陥りやすくなってしまいます。

シミ

化粧水を何度も塗ると摩擦ダメージを受け、シミができやすくなってしまいます。

摩擦による刺激により、シミの原因となるメラニンが作られやすくなるからです。

一度できたシミを自力で消すことは難しいので、摩擦しないように注意しましょう。

化粧水の適量

化粧水の適量は、500円玉大くらいです。

とはいえ商品により適量は異なるので、パッケージを確認してから使いましょう。

多く塗りすぎると肌トラブルの原因になりますが、少なくても摩擦ダメージを受けたり化粧水の効果が半減したりするため注意しましょう。

化粧水の塗り方

顔の内側から外側へと、化粧水をなじませていきます。

こすったり叩いたりするのは肌刺激になるのでやめましょう。

最後にハンドプレスすると、より化粧水の浸透を促せておすすめです。

【Q&A】化粧水の塗りすぎに関するよくある質問

化粧水の塗りすぎについての質問に答えていきます。

Q：化粧水が肌に浸透したサインは？

肌が手に吸い付くような感覚が、浸透したサインです。

Q：化粧水を塗りすぎるといちご鼻になる？

いちご鼻になる可能性があります。

化粧水を塗りすぎて皮脂が増えると、毛穴が詰まりやすくなるのです。

毛穴に詰まった皮脂が酸化されると黒ずみ、いちご鼻になってしまいます。

Q：化粧水は1日何回塗ったほうがいい？

朝と夜の洗顔後に1回ずつ塗るのがおすすめです。

洗顔後に保湿しないと乾燥し、反対に塗りすぎると摩擦やバリア機能の低下により肌トラブルの原因になります。

Q：化粧水を出しすぎたときの対処法は？

首やデコルテなど、顔以外で乾燥が気になる部分に塗りましょう。

【まとめ】化粧水の適量を守り塗りすぎに注意しよう

化粧水の塗りすぎはバリア機能の低下や摩擦を引き起こし、乾燥やニキビ、シミなどの肌トラブルの引き金になります。

商品ごとの目安量を守って使うことが、きれいな肌を守るためには大切です。

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